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1905 むし歯の原因<ミュータンス菌>の母子感染に注意!

  • 院長コラム

お母さんの持っているミュータンス菌が、だ液などからお子さんに感染することを「母子感染」と言います。そのほか一緒に生活する家族からも感染すると言われています。しかも感染しやすい要注意時期があり、それは、1歳7か月から2歳半くらいまでの頃です。この頃は、歯が次々と生える時期で、かたちが複雑な乳臼歯(奥歯)も増えてきます。だから、ミュータンス菌に感染するとむし歯になりやすくなってしまうのです。

 

<母子感染>させないための注意点

 

食べさせ方に気をつける

大人が使ったスプーンや箸、ペットボトルなどで飲食させない、噛み与えをしない、フーフー冷ましをなるべくしないなど、大人のだ液がお子さんにうつらないようにしましょう。

うがいのコップも別々に

この頃は歯磨き練習期。うがいのコップは子ども専用に。上下の前歯が生えてきたら、むし歯になりやすい上の前歯を中心にみがくようにして下さい。外側だけでなく裏側も忘れずに。

お口へのキスに気をつける

お口にキスをするとお母さんのだ液に含まれるミュータンス菌がお子さんの唇につくことにより、口の中へ感染する可能性も。ただ、あまり神経質にならずにスキンシップをしてあげましょう。

お母さんや家族がしっかり歯みがきを

家族にむし歯が多いほど、子どもに感染しやすいと言われています。赤ちゃんが生まれる前から、お母さんはもちろん、家族も歯を丁寧にみがくようにしておきましょう。

乳歯だからといって放置しない

乳歯のむし歯を放っておくと、どんどん進み、はのねっこにたっし、そこに膿を溜めこみます。その膿で、新しく生えてきた永久歯もむし歯に感染してしまいます。適切にケアをすることが重要です。

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